「加齢」による抜け毛、薄毛

加齢に伴いホルモンバランスは崩れやすくなる。

加齢による毛髪への影響は抜け毛が増える、細毛になる、ハリやコシがなくなりボリュームが減少するなど様々あります。

男性の場合は加齢による抜け毛、薄毛を「壮年性脱毛症」といいます。

男性も女性も共通して言われることは、加齢に伴うホルモンバランスの関係が深いということ。

加齢によりホルモン分泌量が減少し、バランスが崩れることが抜け毛や薄毛の原因と有力視されています。

また、同じ分け目や一つ結びで長年過ごすことによって頭皮が影響を受け続け、毛髪の発育が阻害されやすい状態になっていることもあります。

対策としてはホルモンバランスを保つこと。

  • 「規則正しい生活」
  • 「適度な運動」
  • 「睡眠の質を高める」

上記に加えて、補助的な役割として薬やサプリの利用も良いとされています。

年齢を重ねていくと同時に社会的責任やプレッシャー、家庭問題や人間関係などストレスを溜めやすい要因が増えていきます。

ホルモンバランス、自律神経、自己免疫など様々な影響を受けるので、上手なストレス発散やストレスを受けない環境づくりが大切になります。

頭皮、毛穴のチェック

頭髪の洗いすぎは必要な皮脂を洗い流してしまい、それを補おうと皮脂の分泌過多の原因になります。

洗わなさすぎは毛穴詰まり、雑菌の増殖による痒みや炎症などを引き起こすので良くありません。

ポイントは毛穴詰まりを解消させ、頭皮や毛髪を清潔で健康な状態にすること。

そして頭皮、毛穴のチェックをすることで状態が把握でき、今後の対策の指針となります。

「正しいシャンプーの仕方、選び方で詳しく解説していますが、抜け毛、薄毛対策をしていくうえで毛穴詰まりや頭皮の状態はとても大切です。

今までは医療機関や専門店でチェックする方法しかありませんでしたが、最近はご自宅でも簡単に確認できるマイクロスコープが販売されています。


「マイクロスコープ」

生活習慣を改善して加齢による抜け毛の対策

ポイントは「質の高い睡眠をとること」「バランスの良い食事を摂ること」「適度な運動をすること」

髪の成長を促す成長ホルモンは入眠後の3時間以内に分泌されます。

寝る前の食事は消化、内臓を動かすために血流を集中させるので、頭皮への血流(栄養)が十分にいきわたらない可能性が高まります。

また、お酒の飲みすぎは睡眠が浅くなるなど睡眠の質を下げる原因となります。

睡眠不足はお肌の敵であり、頭皮や毛髪の敵でもあります。

睡眠時間の確保が難しい場合や、よく眠れていない方は「睡眠の質を高める」ことから初めてみましょう。

バランスの悪い食事は頭髪以外にも体の不調の原因になるので、偏ることなくしっかりとバランスが摂れた食事を心がけましょう。

不足しがちな栄養はサプリで補うという方法が簡単です。

運動をする機会は年齢を重ねるごとに減っていきます。

近所の散歩でも良いですし自宅前で縄跳びでも良いです。

大浴場やサウナ目当てでジム通いをされる方や、女性はお友達との雑談も楽しいとカーブスに通われる方も多くいらっしゃいます。

動機が少しズレていてもその場に行けば体を動かします。

まずは1日の中で少しでも体を動かす時間をつくるようにしましょう。