・紫外線により毛髪内のタンパク質が溶け出し、細毛になる。
・帽子、頭髪用UVカットスプレー、日傘で対策を。
紫外線が抜け毛の直接的な原因にはなりにくいとされていますが、注意と対策は必要です。
細毛に悩まれている方は特に気をつけてください。
紫外線により毛髪内のタンパク質が溶け出し、細毛になるといわれています。
また、髪が細くなればなるほどハリコシが失われ、ボリュームもなくなってしまいます。
対策として長時間紫外線を浴びてしまう状況の場合は帽子をかぶるようにしましょう。
その際は蒸れないように通気性の良い帽子がおすすめです。
最近ではお肌と同じように頭髪用のUVカットスプレーも人気があります。
物にもよりますが大体のUVカットスプレーはセット力がない物ばかり。
ベタついたり固まったりせず使用感はサラサラした物が多いです。
日傘の利用もおすすめです。
近年では男性用の日傘も販売され利用される方が増えてきました。
・ずっと同じ分け目の方は要注意。
・紫外線のピークは5~7月。
・紫外線は毛母細胞にダメージを与えてしまい、髪の毛の発育に影響を及ぼす。
女性の方が多いかと思いますが、ずっと同じ分け目の方は注意が必要です。
紫外線は3月頃から急激に強くなり、5~7月にかけてピークを迎えます。
紫外線は頭皮の皮脂膜を酸化、乾燥させ、炎症やかゆみを引き起こします。
また紫外線の中のUV-Aによって毛母細胞にダメージを与えてしまいます。
毛母細胞は髪の毛を作る役割を持っています。
毛母細胞がダメージを受けると髪の毛が抜けるだけではなく髪の毛の発育に影響を及ぼし、薄毛の原因にもなりかねません。
鏡を見て「分け目が日焼けしている…」と思ったことがある方はこまめに分け目をズラしたり、外出の際は帽子や日傘での対策をおすすめします。
シミになるからとお肌の日焼けには気をつける方は多いと思いますが、毛髪や頭皮に対しての日焼け対策はどうでしょうか。
毛髪や頭皮も確実に紫外線の影響を受けていることを忘れず、対策をしていきましょう。