「自律神経の異常」による抜け毛、薄毛

自律神経の異常を整えるために

自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になることが原因で抜け毛が増えると言われています。

自律神経がバランスを崩してしまう原因は様々ありますがストレスを原因としたケースが多いようです。

交感神経活発に活動している時に活性化する神経
副交感神経休んでいる時やリラックスしている状態で高まる神経
交感神経と副交感神経

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、休みなく働き続けるということは交感神経を酷使している状態。

酷使し続ける状態が続けば続くほど異常をおこす可能性が高まり、抜け毛や薄毛のリスクも高まります。

逆に副交感神経が働きすぎると「倦怠感」や「やる気が出ない」などの症状に悩まされる場合があります。

朝は「交感神経」が、夜は「副交感神経」が優位になると言われていますので、リズムに合わせて適度な緊張とリラックスを心がけてください。

心身共にしっかりと休む。

・まずはしっかりと心身共に休むこと。

・仕事を休むことは悪いことではない。

自律神経が異常をおこす場合の理由は、主に過労や緊張、ストレスや不規則な生活習慣です。

そういった場合は心身共にまずはしっかりと休み、規則正しい生活習慣に戻しましょう。

特に責任感が強い方などは、張りっぱなしの緊張の糸を緩めてあげることが大切です。

仕事や家事を休めない理由は多々あると思います。

「休んでしまったら仕事に穴をあけてしまう」「信頼を失ってしまう」「人間関係を壊してしまう」など、不安はたくさんありますが、どれもご自身の健康以上に大切なことなのか考えてみてください。

ご自身がはっきりと無理という意思表示をして休まない限り、体は限界だというメッセージを送り続け、抜け毛や薄毛は改善されません。

仕事や私生活においての信頼関係、人間関係などに限らず、取り返しがつかない状態になるのは健康も同じです。

「これ以上無理をすれば体を壊してしまう」と相談すれば、きっと親身に考えてくれると思います。

考えてくれない職場なら退職するのも選択肢の1つです。

個人的な意見ですが、体を壊す寸前まで頑張れる人なら、転職先でもすぐに信頼を得て活躍できる人だと信じています。

規則正しい生活をおくる

・自律神経は規則正しい生活が基準になっている

・質の高い睡眠を心がける。

・脂分、糖分、塩分の過剰摂取を控え、たくさんの栄養をバランスよく摂る。

・運動不足の解消、適度な運動を心がける。

・小さなことでも簡単にできることから始める。

自律神経を整えるために規則正しい生活をおくることは非常に大切です。

理想は日の出とともに起き、内臓が休息モードに入る22時を目安に寝る。

食事は脂っこい物、糖分や塩分の過剰摂取を控え、たくさんの栄養をバランスよく摂る。

運動不足にならないように適度な運動を心がける。

そもそも自律神経は規則正しい生活が基準となっている部分も多いので、乱れた生活習慣のままだと良くなるものも良くなりません。

しかし、仕事や家事を中心とした生活の中では全てが簡単にできることではないと思います。

「日付が変わる前には寝る」「サプリで不足している栄養を補う」「できるだけ階段を利用して運動量を増やす」など、小さなことでも簡単にできることから始めることが重要です。